道具廻し(里・川下地区)

 道具の采の毛には、ふつう三段采と五段采があるが、田結浮立は三段采のみである。

 柄は三メートル位、断蓋は径七十センチくらい、円錐形に金銀紙でくまどり、段蓋の周りに麻の毛を垂らしたものである。
 装束は黒法被、脚絆、足袋、草鞋の奴姿である。

 右肩を怒らし右回しが急で、強く風柄を切るような調子で全身する。そして、神前の納めの時は、道具を斜め前方に倒し、把っ手を地につけないで敬礼するところが、他地方のものと異なっている。